C1

日本語の間接話法

間接話法

This article is part of the 日本語 grammar tree on Settemila Lingue.

概要

間接話法は、日本語の上級(C1)レベルで学ぶ文法事項です。これは日本語の上級レベルの文法事項で、ネイティブに近い表現力を目指す学習者に必要です。

間接話法では、発話内容をそのまま引用せず「ということだ」「とのことだ」「と伝えられている」などで伝聞・報告として述べます。情報源の違いを表すのが重要です。

この文法事項をしっかり理解することで、日本語での表現力が大きく広がります。以下では、基本的なルール、例文、よくある間違い、そして効果的な学習方法を紹介します。

仕組み

基本ルール

直接引用よりも客観性を持たせたいときに有効で、ニュース・報告・ビジネス文脈でよく使われます。

用法
一般的な伝聞(ということだ) 来月から値上げするということです。
情報源つき伝聞(とのことだ) 彼は来週帰国するとのことです。
報道・公的情報(と伝えられている) 新製品が発売されると伝えられています。
出所を明示する(ところによると) 社長が発表したところによると、計画は中止です。

文脈での例文

日本語 意味 備考
来月から値上げするということです。 来月から値上げするという情報です。 伝聞
彼は来週帰国するとのことです。 彼が来週帰国するという連絡です。 情報源あり
新製品が発売されると伝えられています。 新製品発売の報道が出ています。 報道調
社長が発表したところによると、計画は中止です。 社長発表を根拠に中止と述べています。 出所明示

よくある間違い

  • 誤: 間接話法の基本形を混同して使う

  • 正: 文脈に合った正しい形を選ぶ

  • 理由: 間接話法にはそれぞれ適切な使用場面があり、正しい形を選ぶことが重要です

  • 誤: 母語の文法規則をそのまま適用する

  • 正: 間接話法固有のルールに従う

  • 理由: 日本語と異なる文法体系を持つため、母語の干渉に注意が必要です

  • 誤: 規則を暗記するだけで文脈を無視する

  • 正: 実際の文脈の中で適切に使用する

  • 理由: 文法規則は文脈によって適用の仕方が変わることがあります

使い方のポイント

間接話法を完全に使いこなすには、日本語のさまざまなレジスター(文体レベル)での使い方を理解する必要があります。学術的な文章、ジャーナリズム、文学作品、日常会話など、それぞれの場面で微妙に異なる使い方がされます。地域的な変異にも注意を払いましょう。

練習のヒント

  1. 学術論文やビジネス文書など高度なテキストでの使用例を分析しましょう。微妙なニュアンスの違いに注目してください。
  2. 自分で論説文やレポートを書き、この文法事項を正確かつ効果的に使えるよう練習しましょう。
  3. ネイティブスピーカーとの議論で、この文法事項を使った洗練された表現を実践しましょう。

関連する文法概念

前提概念

日本語の引用の「と」A2

その他のC1の概念

この概念を他の言語で見る

すべての言語で比較する

Settemila Lingueを無料でお試しいただけます — クレジットカード不要、契約なし。スペースドリピティションで練習する準備ができたら、無料アカウントを作成しましょう。

無料で始める