B2

日本語のていく・てくる

ていく・てくる

This article is part of the 日本語 grammar tree on Settemila Lingue.

概要

ていく・てくる(方向・変化)は、日本語の中級上(B2)レベルで学ぶ文法事項です。これは日本語の中級上レベルの文法事項で、より高度な表現力が求められます。

「〜ていく」は話し手から離れていく方向や、今を起点に進んでいく変化を表し、「〜てくる」は話し手に近づく方向や、過去から現在に向かう変化を表します。

この文法事項をしっかり理解することで、日本語での表現力が大きく広がります。以下では、基本的なルール、例文、よくある間違い、そして効果的な学習方法を紹介します。

仕組み

基本ルール

「動詞て形 + いく/くる」の形で、移動方向と時間的な変化の向きを表します。

用法
あちらへ持っていく(話し手から離れる) 持って行きます。
こちらへ持ってくる(話し手に近づく) 持って来ました。
現在に向かう変化 寒くなってきました。
これから先への継続 これからも勉強していきます。

文脈での例文

日本語 意味 備考
持って行きます。 (向こうへ)持っていきます。
持って来ました。 (こちらへ)持ってきました。
寒くなってきました。 だんだん寒くなってきました。 現在に近づく変化
これからも勉強していきます。 これから先も勉強を続けます。 将来へ向かう継続

よくある間違い

  • 誤: ていく・てくるの基本形を混同して使う

  • 正: 文脈に合った正しい形を選ぶ

  • 理由: ていく・てくるにはそれぞれ適切な使用場面があり、正しい形を選ぶことが重要です

  • 誤: 母語の文法規則をそのまま適用する

  • 正: ていく・てくる固有のルールに従う

  • 理由: 日本語と異なる文法体系を持つため、母語の干渉に注意が必要です

  • 誤: 規則を暗記するだけで文脈を無視する

  • 正: 実際の文脈の中で適切に使用する

  • 理由: 文法規則は文脈によって適用の仕方が変わることがあります

使い方のポイント

ていく・てくるはフォーマルな文章やビジネスの場面でも頻繁に使われます。日本語の書き言葉と話し言葉では用法が異なることがあります。また、地域や社会的文脈によって使い方に微妙な違いがある場合があります。さまざまなレジスターでの使用例に触れることが重要です。

練習のヒント

  1. 新聞、雑誌、文学作品など多様なテキストを読み、この文法事項のさまざまな使い方を観察しましょう。
  2. ディスカッションやディベートでこの文法事項を使って意見を表現する練習をしましょう。
  3. フォーマルとインフォーマルの使い分けを意識して、場面に適した表現を選べるようにしましょう。

関連する文法概念

  • て形 — 上位の文法概念

前提概念

日本語のて形A2

その他のB2の概念

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